「ディオール」と「サカイ」がコラボ キム・ジョーンズと阿部千登勢によるメンズ・カプセルコレクションを発表

「ディオール」のメンズ アーティスティック ディレクターのキム・ジョーンズと「サカイ」の阿部千登勢によるメンズ・カプセルコレクション「ディオール アンド サカイ」が発表された。2つのブランドの視点がディオールのヘリテージによって形となった同コレクションは、11月から展開予定だ。

今回のコレクションでは、「ディオール」のアイコニックなロゴをカスタムし、「Dior」の“i”に「sacai」のロゴが落とし込まれている。「サカイ」のシグネチャーの1つであるハイブリッドもコレクション全体に見られ、ブラックとホワイトを基調としたカラーパレットによって強調されている。「ディオール」のテイラリングとサヴォワールフェールは、「サカイ」のスポーツウェアのテイストの専門性と融合し、ルックに反映されている。

デニムにはワークウェアのテイストと実用的なディテールが落とし込まれ、洗練されたクチュールのタッチで仕上げられている。スティーブン・ジョーンズによるソフトベレー帽といったディオールの象徴的なアイテムにも再解釈が加えられると同時に、アイコニックな「サドル」バッグは、サカイの定番であるボンバージャケットを思わせるオリーブとオレンジの鮮やかなカラーで登場する。

それぞれのルックは長年の友人で、今回初めてコラボレーションをしたキムと阿部の対話により誕生。このユニークなコレクションは2人のクリエイターのアイデアの交換であり、真の融合を表現している。 

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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