「ニューバランス」のアメリカと日本のメンバーからなるデザインチーム「東京デザインスタジオ ニューバランス」は、Nerholとしても活動するグラフィックデザイナーの田中義久とともにアップサイクルがテーマのインスタレーション「田中義久 × 東京デザインスタジオ 共同研究 vol.02」を開催する。場所は東京・日本橋浜町の「ティーハウス ニューバランス」で、会期は7月9日〜8月10日。
両者は昨年末にも同店でインスタレーションを行なっており、「ニューバランス」が商品を生産・販売する過程で発生した端材や廃材をもとに制作した和紙、シューズ、ボックスを展示していた。今回は第1回の展示作品をアップデートした展示を行うほか、「ニューバランス」の全商品を対象に、シューズを水洗いしたうえでインスタレーション用に制作したボックスに入れて返却するシューズウォッシュサービスも実施。受付は同店の特設カウンターで通常料金は¥2,750、防臭加工を施すコースは¥3,850となる。両者は展示とシューズウォッシュサービスを通して、作品を高い付加価値のまま流通させる仕組み作りを模索するとともに、アップサイクルに対する新たな意識や価値観を生み出すことを目指す。