「ルイ・ヴィトン」がサステナブルな素材を使用した新作バッグを発売 ライニングに在庫をアップサイクルした生地

「ルイ・ヴィトン」は、サステナブルな素材を使った新ライン「フェルト・ライン」のバッグを7月16日に発売する。

「フェルト・ライン」は、メンズ アーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブローが手掛けた2021-22年秋冬コレクションで発表されたもので、今回発売するのは“キーポル XS”“キーポル・バンドリエール”、そしてヴァージルによる「ルイ・ヴィトン」のデビューコレクションである2019年春夏シーズンから作り続けている“ソフトトランク”の3型。

メイン素材にはオーガニックコットン43%とリサイクルウール20%が使われており、モノグラムが不規則に見え隠れするジャカード織りが特徴。チェーンとコーナー部分には再生プラスチックを70%使用したマルチカラーのジャカード織り素材、ストラップとハンドル部分には皮革産業において最も厳しい環境基準を課す国際認証団体LWGによる認証を受けたレザーを採用している。ライニングには余剰在庫の生地をアップサイクルした100%リサイクルポリエステルを使用。また、すべてのアイテムには、2025年までにメゾンの製品を100%エコデザイン対応にするという目標を象徴するレザーパッチが付属している。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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