五木田智央のサイン入り図録『WORKS COPYRIGHT』と『MOO』が「ブックマーク」で発売

「マーク ジェイコブス」が手掛ける東京・神宮前の本屋「ブックマーク」は、画家・五木田智央の図録『WORKS COPYRIGHT』と『MOO』のサイン本を8月7日に数量限定で発売する。同店は、開店時間の12時から電話でのサイン本の取り置きおよび代引き販売も受け付ける。

『WORKS COPYRIGHT』(¥8,580)は、今年5〜6月にロサンゼルスの「ブラム・アンド・ポー」で開催された展覧会「FRESH」にあわせて発売したもので、ペインティングや何気ない日常風景を撮ったポラロイド写真、五木田がグラフィックデザイナー時代に手掛けたZINEやTシャツ、装丁、アルバムジャケットなど膨大な数のアートワークを272ページに渡って収録している。本作には、精神分析学を専門とするジェイミソン・ウェブスターがフロイトの精神分析をもとに五木田の作品を考察するエッセイ『不気味の五木田(UNCANNY GOKITA)』も掲載している。

『MOO』(¥5,500)は、昨年8〜9月に六本木の「タカ・イシイギャラリー」で開催された同名の展覧会図録。本作は、五木田が同展において国内で初めて発表した、キャンバスにアクリル絵の具とパステルで描いたカラーペインティングを収録している。また、五木田は海外の古い雑誌や印刷物、写真などからインスピレーションを得て作品を制作していたが、同展では自らの記憶にあるイメージやこれまで描いてきた経験や偶発的に生まれた形などを元に作品を生み出した。図録も自らの技術やスタイルにとどまることなく、常に新たな領域へと挑戦し表現の幅を広げる五木田の進化を見ることができる1 冊になっている。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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