スケートボード金メダルの四十住さくらが「ラルフ ローレン 銀座」のイベントに登場 五輪後に初滑りを披露

「東京2020オリンピック」のスケートボード女子パークで金メダルを獲得したスケートボード選手の四十住さくらが12日、「ラルフ ローレン 銀座」のイベントに出席した。同店舗は期間限定で「ポロ スポーツ」の世界観を表現したスケートボードランプを設置しており、8月6〜31日にはランプを開放して5歳~小学生を対象としたスケートボードスクールを行っている。

四十住は「ポロ ラルフ ローレン」のアンバサダーで、今回も同ブランドのアイテムを身にまとって登場し、金メダル獲得後初となる滑りを披露した。トークイベントでは、自身も寸法を決めるところから関わっていたというランプに対して、「サイズ感や高さもちょうど良くできたのでとても満足です」と完成を祝福。同店のスクールに参加する子ども達に向けて、「スケートボードを始めたばかりの時に痛い思いや、つらい思いをすると嫌なイメージが残っちゃうと思うのでとにかく楽しんで練習してほしい。座って乗ったり、サーフィンみたいにお腹で乗ったりしてもいい。スケートボードと友達になるところから始めていいと思います」とエールを送った。兄の影響でスケートボードを始めた四十住も兄妹で一緒にランプで練習しており、その時に培った基礎が今も役に立っていると語る。

また、自由に練習用パークを作れるとしたらどんなものを作るかという質問に対して、四十住は「実際の大会で使っているようなコンクリートのパークを作りたい。日本ではまだこのようなパークは少なく、パリでの連覇も目指しているので、今すぐにでも作りたいです」と語り、さらには「私が住んでいる和歌山県などには本当にパークがないので、全国的にコンクリートのパークが増えて、本格的に練習する場所ができたらオリンピック選手がたくさん出てくると思います」と、練習環境の整備を希望した。最後には、「『2024年パリオリンピック』に向けて「『Xゲームズ』や『ヴァンズ・パークシリーズ』など、今までも出場してきた大会で成績を残していきたいです!」と展望を語り、トークを締めくくった。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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