ドイツの映画監督ヴィム・ヴェンダースによる作品の国内初となる大規模特集上映「ヴィム・ヴェンダース レトロスペクティブ ROAD MOVIES/夢の涯てまでも」が11月5日〜12月16日に開催。作品は「Bunkamura ル・シネマ」を皮切りに、全国で順次上映される。
今回上映されるのは、ヴェンダースが新たに手を加えた上映時間287分の『夢の涯てまでも』、山本耀司を追ったドキュメンタリー『都市とモードのビデオノート』、小津安二郎の映画を起点にして東京の街を映した『東京画』、ロードムービー3部作と称される『都会のアリス』『まわり道』『さすらい』のほか、『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』『アメリカの友人』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の10作品。『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』以外の9作品は監督自らが監修したレストア版となる。また、ヴェンダースがリバイバル上映について語る動画が公開された。
2. 『まわり道 4Kレストア版』(1975/西ドイツ/カラー/ヨーロピアン・ビスタ/103分) (c) Wim Wenders Stiftung 2015
3. 『さすらい 4Kレストア版』(1976/西ドイツ/モノクロ/ヨーロピアン・ビスタ/175分) (c) Wim Wenders Stiftung 2014
4. 『アメリカの友人 4Kレストア版』(1977/西ドイツ・フランス/カラー/ヨーロピアン・ビスタ/126分) (c) Wim Wenders Stiftung 2014
5. 『パリ、テキサス 2Kレストア版』(1984/西ドイツ・フランス/カラー/ヨーロピアン・ビスタ/148分) (c) Wim Wenders Stiftung 2014
6. 『東京画 2Kレストア版』(1985/西ドイツ・アメリカ/カラー/スタンダード/92分) (c) Wim Wenders Stiftung 2014
7. 『ベルリン・天使の詩 4Kレストア版』(1987/西ドイツ・フランス/パートカラー/ヨーロピアン・ビスタ/128分) (c) Wim Wenders Stiftung – Argos Films
8. 『都市とモードのビデオノート 4Kレストア版』(1989/西ドイツ・フランス/カラー/スタンダード/81分) (c) Wim Wenders Stiftung 2014
9. 『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』(1994/ドイツ・フランス・オーストラリア/カラー/ヨーロピアン・ビスタ/287分) (c) Wim Wenders Stiftung 2015
10. 『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(1999/ドイツ・アメリカ/カラー/ビスタ/105分) (c) Wim Wenders Stiftung 2014