ヒグチユウコのギャラリーで映画『JUNK HEAD』の展示会を開催 オマージュを捧げたイラストも公開

ヒグチユウコのギャラリー「ボリス雑貨店」で映画『JUNK HEAD』の展示が開催される。開催時期は、10月7日から12月26日までを予定しており、展示会では同作の撮影で使用されたキャラクターのパペットや緻密に作り上げられたセットのほか、さまざまな展示を検討中だ。また、『JUNK HEAD』のグッズなども発売される予定となっている。

今回の展示に関しては、『JUNK HEAD』劇場公開後の早い段階に鑑賞し、その世界観を気に入ったヒグチが、SNS上で堀貴秀監督が3部作の次回作の制作を準備をしていることを知り、応援を申し出。その後、堀監督と意気投合したのが展示のきっかけだという。展示に先駆けてヒグチによる同作にオマージュを捧げた描き下ろしイラストも公開。自身のキャラクター「ギュスターヴくん」と触れ合う『JUNK HEAD』に登場する「トロちゃん」が描かれた作品となっている。

ヒグチは、「堀監督のつくったキャラクターをそのまま描きたかったのですが、3バカがかわいすぎてついギュスターヴ3匹にしてしまいました。『JUNK HEAD』にはいろんな素晴らしいワクワクが詰まってます。ぜひたくさんの人に観てほしいです」とコメント。一方の堀も、「ずっと孤独な創作活動だったけど、今は(ヒグチさんの)この絵のような『ああ!やっと出会えたね!』っていう感覚になっていて凄く嬉しい」と話す。

『JUNK HEAD』は堀が独学で作り始め、7年間かけて完成させた壮大なSFストップモーションアニメ。3月26日に全国10館でスタートし口コミで大ヒットを記録、その後公開劇場数(今後公開劇場含む)を増やし続け100館超えに至っている。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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