しまんと街おこし応援団は、地域一体型のアドベンチャーウェルネスパークをキーワードに、観光庁の既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業として高知県・四万十町の旧森林鉄道跡に若手アーティストの作品を展示したアートトレイル「森の美術館」を開催する。会期は2022年の2月28日まで。
同展は、8kmにわたる、四万十町下道から下津井までの旧森林鉄道跡トレッキングロード沿いに国際的なイベントに出演するアーティスト等の作品を展示。高知 蔦屋書店の壁画も手掛けたオノルイーゼが描きおろしたデザインをラッピングしたマイクロバスも運行する。岩本寺でアーティストが作品制作を行うアーティストインレジデンスやアートの順次追加展示も実施する。
参加アーティストは、湘南出身で「フィラ」や「コーチ」 などのファッションブランドとのコラボレーションやミュージシャンなどの CD ジャケット、グッズのイラストの他、ミューラルアートなども手掛けるシータ。アムステルダムのテクノミュージック最大規模のフェスティバル「アウェイクニングスフェスティバル」等、海外のさまざまなフェスに VJ として出演し、国内では「フジロック フェスティバル」のVJと 2019年のコンセプトビジュアルも担当したManami Sakamotoの他、液体から固体までさまざまな材料を相互に反応させて絵を描く「Alive Painting」というパフォーマンスを行い、オーストラリアの「Ars Electronica 2019」でのオープニンパフォーマンスや2020東京オリンピック・パラリンピック閉会式の演出にも作品を提供した、画家の中山晃子等が参加する。
2.©Manami Sakamoto