デイビット・カーソン ×「アンブロ」×「エリミネイター」 限定アートワークをプリントしたジャケットが発売

セレクトショップの「エリミネイター」は、世界的なグラフィックデザイナーのデイビット・カーソンと、「アンブロ」とのトリプルコラボジャケットを1月15日に発売する。価格は¥38,900で100枚限定、店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

デイビッド・カーソンは、1955年アメリカ・テキサス州生まれ。複雑なタイポグラフィや実験的なレイアウトが特徴で、今までにグラフィックデザインや写真、広告、ブランディングなどの作品で230以上の賞を受賞している。1992年から7年間にわたって刊行されていた雑誌「RAY GUN」の初代アートディレクターとしても知られており、今回は「エリミネイター」が同誌に惹かれていたことがきっかけで実現した。

コラボテーマは、イギリスの“オリジネーターを重んじる価値観”がコンセプトの「エリミネイター」による、現在の文明の発展は「アンブロ」発祥の地であるマンチェスターの産業革命が原動力となっており、未知の世界を切り拓く躍動感や希望に満ちていたであろう同都市の歴史にスポットを当てることで、未来へ向かう人々に勇気を与えたいという思いがもとになっている。

ジャケットのバックにはデイビッド・カーソンが今回のために製作したアートワークを落とし込み、右胸部分にはリフレクター仕様の、1990年代に使われていた大文字の「アンブロ」ロゴ、左胸部分にはマンチェスターの都市コード“MAN.”をあしらっている。

ボディは、「アンブロ」が1998年以降のイングランドのフットボールのナショナルチーム用に開発した、人体力学に則ったパネル切替えが特徴のトラックジャケットをベースにしつつも、1980年代後半~1990年代に隆盛した音楽ジャンル、マッドチェスターをイメージしたシャワージャケットへと昇華させた。シルエットは全体的にリラックス感があり、素材にはポリエステルを採用。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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