「ビジョ」の常設ショップがパリのル・ボンマルシェにオープン ポップアップも同時開催

パリでJビューティとライフスタイルをテーマにしたポップアップストア「ビジョ(Bijo;)」のショップがル・ボンマルシェ本館2Fの美容フロアにオープンする。同時に常設ショップのスタートを記念したポップアップが1月23日まで、ル・ボンマルシェ本館1Fメインステージで開催中だ。新たなブランドを加え、ライフスタイルから伝統工芸品までを取り揃え、日本の洗練された美意識とプロダクトを提案していく。

ヨーロッパでのJビューティへの関心の高まりとともに、「ビジョ」のウェルネスやライフスタイル、クラフトデザインまで幅広くキュレートするコンセプトが注目を集めていた。

「ビジョ」はパリを拠点に日本のビューティブランドのヨーロッパ市場への進出や販売促進、事業拡大の戦略を専門とするコンサルティング会社のデーニッシュが主催するイベント。デーニッシュは2019 年からオンラインストア「www.bijo.paris」を立ち上げ、パリのル・ボンマルシェの1Fメインステージで、数ヵ月に及ぶ大規模なポップアップストアを開催してきた。

「ビジョ」創設者の須山佳子は、ヨーロッパにおけるJビューティの関心の高まりについて、「Jビューティが注目され始めたのは 2018年頃から。それまで欧米市場で多くのトレンドを打ち出してきた Kビューティ(韓国美容)と対比して出ててきたワードで、日本独自の天然成分を取り入れた高品質で安心できる製品への理解の高まり、ステップ毎の美容法、また KOBIDO(古美道。日本古来の美顔道を指す)をはじめとするフェイスマッサー ジやフェイスヨガなどのブームとともに注目され、製品だけでなくマッサージ法やリチュアルに関心が高まっている」と人気の背景について語った。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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