Tokyo Wish List ―with コロナの時代に新調したいデイリーアイテム―

2022年という新たな年を迎えたからこそフレッシュな気持ちでスタートを切りたい。そこでTOKION視点で今の季節にぴったりなアイテムをピックアップする「Tokyo Wish List」の今回は、日常的に使う、バッグやメガネ、そして下着にフォーカスします。新調したからといって大きな変化があるわけではないけど、ストレスから解放され、気分は晴れやかになれるはず。どれも作りにこだわっていて、長く使えるものばかり。あなたはどれから買い替えますか?

Porter Classic

寝具メーカーと共作したストレスフリーなリュックサック

世界中の伝統文化に敬意を表し、次世代に受け継ぐモノづくりを職人の高い技術を用いて提案する日本発の「ポータークラシック(Porter Classic)」。同ブランドの定番品番には、日本古来より伝わる伝統技法を使った刺し子シリーズがあるが、バッグも代表的な人気シリーズだ。それは、寝具メーカーの老舗「昭和西川」の「muatsu(ムアツ)」をストラップに配したニュートンシリーズ。このストラップは、体重圧を分散してくれる構造のため、「荷物が軽く感じる」ことができる画期的なバッグとなっている。今回ピックアップしたリュックサックは、これまでよりひと回りサイズの大きいLサイズで、B4サイズが収納できる収納力も魅力的だ。他にもハンドル部分がダブルステッチだったり、ストラップ付け根に高密度で作られたナイロンテープを配置するなど、強度も抜群。ビジネスからオフまで、一度背負うと病みつきな逸品です。

ポータークラシック 銀座 03-3571-0099

E5 eyevan

本質的な実用性を追求したミニマルデザインのアイギア

以前、こちらの記事でもインタビューを行ったデザイナーの中川浩孝が手掛ける「E5(イーファイブ)アイヴァン(E5 eyevan)」のアイギアに注目したい。同ブランドは、母体であるアイギアブランド「アイヴァン(EYEVAN)」が、「アイヴァン 7285(EYEVAN 7285)」「10 アイヴァン(10 eyevan)」「アイヴォル(EYEVOL)」に続く5つ目の新ブランドで、昨年デビューしたばかり。ブランドコンセプトは、アイウェアの原点に立ち返り「実用的であること」「機能が必然であること」「安心して扱えること」「フレシキブルであること」「長く使えること」という機能性を追求した5つを掲げている。そのため掛けてみると実感できるのが、軽くて着脱がしやすいといったストレスフリーな掛け心地だ。これは、L字型のテンプル部分やニュクレル素材を使用した鼻パッドを実現させている。そしてなんといっても、無駄を排したシンプルデザインがクールな印象で素晴らしい。まずは試着することをおすすめしたい。

アイヴァン PR 03-6450-5300

ÉCHAPPER

現代が抱えるストレスを軽減してくれるアイテム作り

自粛生活を余儀なくされたパンデミック下の2021年に、「エイトン(ATON)」を手掛ける久﨑康晴によって誕生したライフスタイルブランド「エシャペ(ÉCHAPPER)」。同ブランドは、現代人が抱えるストレスから回避できるようなアイテムをリリースする、まさしくwith コロナの時代にぴったりな商品を取りそろえている。今回ピックアップしたボクサーパンツは、細番手のスヴィンコットンをハイツイスト、ハイゲージで編み込まれており、肌触りは抜群。さらにウエスト周りのゴムを肌に直接当たらないようにように、共布で包んでいるのもポイントだ。そしてデザインは、ボタンを天然の黒蝶貝にするというこだわりだけで、主張が控えめになっているのも嬉しいところ。全3カラー展開なので、自分好みを選びたい。

エイトン青山 03-6427-8335

Photography Erina Takahashi
Styling Takuya Raita

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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