古着屋「weber」がヴィンテージTシャツ256枚を収録したアーカイブブックを発売 デザインはロンドンのOK-RM

4月1日に4周年を迎えた、実店舗を持たずポップアップなどを展開する“ノマドな古着屋”の「weber」は、初のアーカイブブック『0001』を1000部限定で発売する。価格は通常版が¥11,000、100部限定のスペシャルエディション版が¥20,900。ドーバー ストリート マーケット ギンザ7階のビブリオテカでは4月16日に100部限定で先行発売し、「weber」の公式オンラインストアでは17日から販売する。その他、恵比寿のブックストアのポスト、twelvebooks、ボンジュールレコード、ヒビヤ セントラル マーケットの有隣堂などでは順次取り扱いを開始する。

『0001』は、中面は辞書のように情報に客観性を持たせ、整然とした配置やブラックとホワイトのページで構成。一方で、カバーはオブジェクトにもなるようなカラフルなデザインで、対比が際立った1冊に仕上げている。カバーは、ブルーとオレンジ、イエローとパープル、グリーンとレッドの3色展開。デザインは、ロンドンを拠点にするOK-RMが担当した。

中面は、厳選された256枚のヴィンテージTシャツの写真をジャンル毎に掲載した項目と、それぞれのTシャツの情報をバイリンガルで表記した項目の2部構成となっている。また、フランス・パリのセレクトショップのコレットを手掛けていたサラ・アンデルマン(Sarah Andelman)や編集者の野村訓市、「weber」のメンバーである池田仁と畠中一樹によるエッセイも収録した。

スペシャルエディション版には、特別ボックスに加えて、今作のデザインコンセプトと関連して、コンセプチュアルアートやミニマルアートの先駆者として知られるソル・ルウィット(Sol Lewitt)の言葉を引用した、OK-RMデザインの50色展開の限定Tシャツとラベルカードが同梱される。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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