Kiri Stensby:「渋谷氏の音やテクスチャーの使い方はとても刺激的で穏やかなシンセサイザーやアンビエントな瞬間と、大きなクラッシュや爆発的なサウンドの共存が、ミキシングを面白くダイナミックなものにしてくれました。彼の作曲はストーリーがあるので、音楽の裏にある感情を引き出すような、豊かで充実した音の風景を作り上げることができました。」
Ayakashi Sound Design: evala 音楽家、サウンドアーティスト。新たな聴覚体験を創出するプロジェクト「See by Your Ears」主宰。立体音響システムを駆使し、独自の“空間的作曲”によって先鋭的な作品を国内外で発表。音が生き物のように躍動的にふるまう現象を構築する。近作として、2020 年に完全な暗闇の中で体験する音だけの映画、インビジブル・シネマ『Sea, See, She ‒ まだ見ぬ君へ』を世界初上映し、文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞受賞。2021 年、空間音響アルバム『聴象発景 in Rittor Base ‒ HPL ver』が、国際賞プリ・アルスエレクトロニカ Digital Musics & Sound Art 部門において栄誉賞受賞。 https://evala.jp https://seebyyourears.jp Photography Susumu kunisaki
Mastering: Enyang Urbiks from Urbiks Music 韓国出身、ベルリン在住。アーティスト兼マスタリングエンジニアとして、Funkhaus Berlin を拠点に、最先端のアーティストのリリースに 携わる。Berlin ならではの新しいシーンとサウンドに触れ、実験音楽シーンに深く関わる。Arca、Amnesia Scanner、Tzusing のこの10 年で最も革新的なリリースのマスタリングを担当。独自に開発した音の視覚化技術を採用し、各アーティストの精神そのものを表現するような音作りを目指す。自身もミュージシャンであることから、音に対する理解と音楽的な感性をアーティストと共有し、力強く世界に発信できる作品を作り上げる。 https://urbiks-music.com Photography Max Jurisch
Mix: Kiri Stensby ニューヨークを拠点とするミュージシャン、プロデューサー、オーディオ・エンジニア。NYU のClive Davis Institute for Recorded Music で、作曲、制作、ミキシング、マスタリングなど、音楽制作を多面的に学ぶ。2019 年より自身のスタジオをニューヨークに構える。様々なジャンルの音楽を手掛け、主に実験的なポップスの領域で活動している。Eartheater、LEYA、Caroline Polachek など、電子音楽からアコースティックまで先鋭的なアーティストのミックスや音楽制作を行う。