写真家・児玉浩宜が写真展「ウクライナの肖像」を4月26日から開催 約1ヵ月現地で撮影したポートレートを展示

写真家・児玉浩宜は、写真展「ウクライナの肖像」を4月26日から5月1日まで東京・渋谷の「Gallery Conceal Shibuya」で開催する。展示作品数は15枚程度(サイズ B0〜A3)を予定している。

児玉はロシアの侵攻後、3月3日からウクライナに入り。キーウや地方都市を巡りおよそ1ヵ月間、現地で取材し、ポートレートを撮影してきた。今回の展示に関して、「ウクライナに入ると向き合う対象者は必然的に国内に残る人達です。彼らは国内から逃げられない理由がある、もしくはあえて残る人達、それぞれの事情がありながらも、戦禍が続く中、日々を過ごしています。そして、彼らの多くは、ことさら何かを強調することなく、声高に叫ぶわけでもなく、いまある状況や心情を言葉に よって伝えようとしています。展示『ウクライナの肖像』ではニュースやSNSでは伝えられていない、日常の延長にある人々の会話、言葉と共に、国内に残る人々の姿をお伝えできればと思います」とコメントする。

児玉浩宜 (こだま ・ひろのり)
1983年兵庫県生まれ。テレビ朝日報道番組ディレクター、のちにNHK日本放送協会に入局。報道カメラマンとしてもニュース番組やドキュメンタリーを制作。退局後、フリーランスの写真家として活動。2019年、香港デモ発生時から10ヶ月間渡航を繰り返し、現地で撮影。2020年、香港デモ写真集『NEW CITY』、2021年、デモで使われたバリケードなどを撮影した『BLOCK CITY』(共にKung Fu刊行)を出版。
Twitter:@KungFu_camer
Instagram:@kodama.jp
https://note.com/hironorikodama/

■「ウクライナの肖像」
会期:4月26日〜5月1日
会場:Gallery Conceal Shibuya
住所:東京都渋谷区道玄坂1-11-4 第1富士商事ビル 4F
時間 12:00〜20:00(最終日は19:30まで)

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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