プライマル・スクリーム(Primal Scream)のフロントマンである、ボビー・ギレスピー(Bobby Gillespie)の回想録「Tenement Kid」の日本語版「ボビー・ギレスピー自伝 Tenement Kid」が7月17日に発売する。価格は¥3,000。
同書ではジーザス&メリー・チェイン(The Jesus and Mary Chain)に在籍していた時代も含めたキャリアの形成を追ったもの。その後、プライマル・スクリームの結成、アンドリュー・ウェザオール(Andrew Weatherall)との運命的な出会いも描かれており、歴史的名盤である『スクリーマデリカ』の誕生に至るまで、包括的にその歴史を紹介する内容だ。
Photography Mick Hutson、Getty Images
Photography Grant Fleming
コートニー・ラヴ(Courtney Love)は同書について「ギレスピーはロックンロールのオリバー・ツイスト。パンク・ロックのお伽話は剃刀のように鋭く、階級闘争と音楽とスタイルに切り込む。そしてここには世界最高のバンドのひとつが導きだした、他にはない世界観がある。読むのをやめられなかった」とコメントを寄せている。