ボビー・ギレスピーの自伝「Tenement Kid」の日本語版が刊行 

プライマル・スクリーム(Primal Scream)のフロントマンである、ボビー・ギレスピー(Bobby Gillespie)の回想録「Tenement Kid」の日本語版「ボビー・ギレスピー自伝 Tenement Kid」が7月17日に発売する。価格は¥3,000。

同書ではジーザス&メリー・チェイン(The Jesus and Mary Chain)に在籍していた時代も含めたキャリアの形成を追ったもの。その後、プライマル・スクリームの結成、アンドリュー・ウェザオール(Andrew Weatherall)との運命的な出会いも描かれており、歴史的名盤である『スクリーマデリカ』の誕生に至るまで、包括的にその歴史を紹介する内容だ。

コートニー・ラヴ(Courtney Love)は同書について「ギレスピーはロックンロールのオリバー・ツイスト。パンク・ロックのお伽話は剃刀のように鋭く、階級闘争と音楽とスタイルに切り込む。そしてここには世界最高のバンドのひとつが導きだした、他にはない世界観がある。読むのをやめられなかった」とコメントを寄せている。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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