斉藤芳樹の写真展「Sleeps」がみどり荘ギャラリー中目黒にて開催 コロナ禍で時が止まった都市を切り取る

みどり荘ギャラリー中目黒にて斉藤芳樹の写真展「Sleeps」が11月4日〜11月13日に開催。時間は12:00~20:00。

斉藤芳樹さんは福島県出身、東京在住の写真家。元々ファッション写真を70年代から撮り続け、アングラな世界に踏み込んだ。その後、体調を崩したことをきっかけに、パートナーから借りたデジタルカメラを携えて、コロナ禍の時が止まったような都市を切り取りはじめた。

2年前に斉藤さんがふらっとみどり荘を訪れたことをきっかけに、2人で対話を重ねながら写真展の企画が進められた。今回の写真展のタイトルである「Sleeps」とは、彼自身が手術のため全身麻酔で意識を失った空白の時とコロナ禍で静まり返った都市の姿が繋がっていることを表現している。

今までの斉藤さんの主な写真展は、”OTOZURU”(1996),”ROOM#2”(2000)“ GUEST HOUSE ”(2000),” THE 2008 VICE PHOTO SHOW ”(2008), ” deracine”(2012),“Culver City”(2013)。また、主な写真集として「akechi」(2007)を出版している。

■斉藤 芳樹「Sleeps」/ Yoshiki Saitoh 「sleeps」
会期 : 11月4日〜11月13日
会場 : MIDORI.so NAKAMEGURO
住所 : 東京都目黒区青葉台3-3-11 2F/3F
時間 : 12:00~20:00

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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