写真家ニコラス・テイラーによるバスキアのポートレイト写真展が新ギャラリー「ロウ」で開催

アーティスト、ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)の友人でありバンドメンバーでもあった、ニューヨークの写真家ニコラス・テイラー(Nicholas Taylor)の写真展「Nicholas Taylor Aim, Shoot, Basquiat, Taylor – 01.06.79」が、2月3〜13日に1月にオープンした東京・大岡山のアートギャラリー「ロウ(LOWW)」で開催する。

ニコラスはバスキアのバンド「グレイ(Gray)」にギターとして参加し、「ラウンジ・リザーズ」や「DNA」をはじめとするバンドのオープニングを務め、ニューヨークのノーウェイヴ・シーンで活躍していた。バスキアの側近であった彼は、クロスビー・ストリートのロフトでバスキアが何百もの作品を描く様子を目撃している。また、ニコラスはバスキアに「DJハイ・プリースト(DJ High Priest)」と名付けられ、イーストヴィレッジのヒップホップイベントや、ブレイクダンスチーム「ニューヨークシティブレイカーズ(New York City Breakers)」、バンド「エステート・ フレッシュ(Estate Fresh)」等のDJを務めた。2010年には、ニコラスとマイケル・ホルマンによるレーベル「プラッシュセーフレコーズ(Plush Safe Records)」から、バンド「グレイ」のファーストLPがリリースされている。

同展では、バスキアとさまざまな時間を共有してきたニコラス・テイラーが撮影した、バスキアのポートレイト写真をメインに展示。写真作品の他、オリジナルフォトTシャツ(Tシャツ¥10,780、ロングスリーヴTシャツ¥13,200)も受注生産で販売する。

また、2月11日17:00から国内外のストリート・カルチャー領域で活動する荏開津広を迎えた完全予約制のトークショー「バスキアはなぜ世界を変えたかーニューヨークで始まったカラフルなルネサンスについて」が行われる。参加費は¥3,300(ドリンク付)の完全予約制で、チケットは「ロウ」オンラインストアで購入することができる。

■Nicholas Taylor Aim, Shoot, Basquiat, Taylor – 01.06.79
会期:2月13日まで
会場: LOWW
住所:東京都目黒区大岡山1-6-6 1F
時間:12:00〜18:00 ※11日はトークショー開催のため12:00〜17:00
休日:8日

■トークショー「バスキアはなぜ世界を変えたかーニューヨークで始まったカラフルなルネサンスについて」
日付:2月11日
会場:LOWW
住所:東京都目黒区大岡山1-6-6 1F
時間:17:00〜18:30(トーク)、18:30〜19:30(交流会)
登壇者:荏開津広
参加費 : ¥3,300 (交流会参加費込み、ドリンク付)
チケット購入ページ:https://onl.tw/idqWFQp

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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