マーク・ゴンザレスの世界初披露となる個展「SNOW PROBLEM」が「ブックマーク」で開催

「ブックマーク(BOOKMARC)」が、プロスケートボーダーで現代美術家でもあるマーク・ゴンザレス(Mark Gonzales)の世界初披露となる個展「SNOW PROBLEM」を2月17〜26日に開催する。初日には、レセプションとアーティストによるサイン会を行う。

「SNOW PROBLEM」では、ゴンザレスが今回のためにアメリカ・ニューヨーク州とメイン州で制作したアートが並ぶ。リネンといった自然素材やスケートボードをキャンバスに、彼のアイコンでもある天使のようなキャラクターを描いた作品を見ることができる。また、写真家セム・ルビオ(Sem Rubio)が10年以上もの間ゴンザレスを撮影し続けた作品をまとめた写真集(¥9,240)も販売。ポートレート等に加えて、スパイク・ジョーンズ(Spike Jonze)、藤原ヒロシ、KAWS、エド・テンプルトン(Ed Templeton)、トミー・ゲレロ(Tommy Guerrero)、トニー・ホーク(Tony Hawk)、ブロンディ・マッコイ(Blondey McCoy)、ガス・ヴァン・サント(Gus Van Sant)の特別インタビューも収録している。写真集と展示作品は店頭販売の他、2月17日から電話・メールによる販売も開始する。

“ゴンズ”の愛称で親しまれているゴンザレスは、ロサンゼルス出身で、13歳でスケートボードの世界に入り、16歳には「Thrasher Magazine」誌の表紙を飾った。現在は、自身のスケートボードブランド「クルキッド スケートボード(KROOKED. SKATEBOARDING)」を手掛ける他、「シュプリーム(SUPREME)」や「アディダス スケートボーディング(ADIDAS SKATEBOADING)」等にも起用され、“史上最も影響力のあるスケートボーダー”として知られている。また、ロサンゼルス現代美術館での「Art in the Street」やニューヨークで行われた「BEYOND THE STREETS」に出展しており、90年代以降のニューヨークストリートアートシーンを代表する現代美術家としても注目を集めている。ハーモニー・コリン(Harmony Korine)監督の映画『ガンモ』への出演、ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)監督の映画『ヴァージン・スーサイズ』への絵の提供、ジョーンズ監督の短編映画『How They Get There』の共同脚本等、映画に関連する仕事も多い。

■「SNOW PROBLEM」
会期:2月17〜26日
会場:ブックマーク
住所:東京都渋谷区神宮前4-26-14
時間:12:00〜19:30

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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