『このテープ持ってないですか?』のホラー作家・梨がストーリーを制作した考察型展覧会「その怪文書を読みましたか」が開催

株式会社闇は、人気ホラー作家の梨と共に考察型展覧会「その怪文書を読みましたか」をマイラボ渋谷で開催する。会期は3月17日〜4月2日。

SNSを中心にフェイクニュースや疑似科学などの不確かな情報が紛れ込む現代において、正しい情報を精査し、読み解くことは難しくなっている。本展は、そんな不確かなネット上の情報を「怪文書」に見立て、あらゆる情報から考察を楽しむ展覧会となっている。会場内には100枚以上の怪文書が解説付きで展示されており、その言葉の意味について深く考察することで、来場者それぞれの考える物語ができあがる。

ストーリーは2022年末、SNS上で非常に話題になった『このテープ持ってないですか?』(BSテレ東)の番組構成などを手掛けるホラー作家・梨が制作。若手ホラー作家として非常に注目を集めている。彼の描く物語の断片が渋谷の一等地に後味の悪い恐怖の場を生み出す。

会場内には100枚を超える怪文書を展示。
ガラスや壁を覆いつくすほどの大量の怪文書が貼られ、異質な空間が広がる。
この展覧会の来場者は怪文書を読みながら、物語背景を考察。一部の怪文書には選者の梨による解説があるが、展覧会全体に対する答えの用意はない。
どのような物語を思い浮かべるかは来場者の想像に委ねられる。
展示内容をよく読む。写真を撮る。誰かと話し合う。
感想や考察をSNSに投稿する。
さまざまな方法で怪文書にまつわる物語を考察することを楽しむことができる。

■「その怪文書を読みましたか」
会期:2023年3月17日〜4月2日
会場:マイラボ渋谷
住所:東京都渋谷区宇田川町21-9 渋谷平和クワトロビル mineo渋谷1F
時間:(平日)13:00~19:00 / (土日祝日)12:00~20:00
定休日:不定休
料金:¥ 500
https://mylab-shibuya.jp/events/kaibunsho/

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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