「バイレード」が“BAL D’AFRIQUE”の香りにまつわるキャンペーンヴィジュアルとムービーを公開

「バイレード(BYREDO)」は、1つの香りに焦点を当てたキュレーションを毎年行うことを発表した。2023年では、香水 “BAL D’AFRIQUE”を核としたキャンペーンをスタート。同シリーズのチャプター1では、フォトグラファー兼ディレクターのガブリエル・モーゼス(Gabriel Moses)とコラボレーションし、ヴィジュアルとムービーを制作した。

「バイレード」創設者兼クリエイティブ・ディレクターのベン・ゴーラム(Ben Gorham)は “BAL D’AFRIQUE”について、「“BAL D’AFRIQUE”は、最も初期のフレグランスのひとつです。父は15年間、アフリカに住み、旅をしていました。私は父の日記を読み、旅の仕方やその時に出会ったさまざまな人たちのことを知りました。私にとって、これは父とつながる方法であり、日記は、アフリカ到着時の経験に対する、私の想像力に活気を与えてくれました。“BAL D’AFRIQUE”はそれを反映しています。想像上の旅であると同時に、私がアフリカ文化とその影響をどのように解釈しているかの、完全なる祝福でもあるのです。」と語る。

10年以上をアフリカ全土で過ごした父親の思い出にインスパイアされたベンは、計り知れない多様性を持つアフリカ大陸に対する賛辞を“BAL D’AFRIQUE”の香りで表現した。

モーゼスが制作したヴィジュアルとムービーは、音楽、ダンス、映画、美といったアフリカ文化の昔と今へオマージュを捧げると同時に、アフリカ文化と普遍的な日常生活の繋がりを祝福する。過去の記憶や審美眼をパーソナルな視点を通して呼び起こすようなムービーは、ベンが“BAL D’AFRIQUE”に込めた父の思いや夢に対する探究心と共鳴する。

同ムービーについてガブリエルは、「“BAL D’AFRIQUE”は祝福です。その祝福とは何かを探求し、解釈するための開かれた招待状なのです。私にとっては、一見平凡に見える日々の喜びをとらえることです。私が見た、友人と一緒にいる母の祖先のイメージのように。それは、アフリカ人であることを祝福する、美しさ、自信、温もりのあるノスタルジックな瞬間です」とコメントしている。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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