東京・渋谷のレコード専門店「HMV record shop 渋谷」内に5月11日、ギャラリースペース「バンクロバーラボ(Bankrobber LABO)」がオープンする。
「バンクロバーラボ」は「HMV record shop 渋谷」2Fの奥、約10坪のスペースを使用し、さまざまなアートやカルチャーを紹介する“実験室(LABO)”として、アーティストの個展や企画展、グループ展の実施をはじめ、関連グッズの販売などを行っていく。
第1回の展示は、2010年から原宿で多くのアーティストを輩出してきた「キットギャラリー(kit gallery)」主宰の松田“CHABE”岳二のキュレーションによるグループ展『keep in touch 2023』。“音楽とアートの化学反応”をテーマに、VERDYやKYNEをはじめとしたアーティストの作品の展示を予定している。会期中は前半と後半で参加アーティストや展示が変更となる。また、5月11日から「バンクロバーラボ」のロゴの入ったグッズの販売なども予定している。
『keep in touch 2023』の開催に際し、松田“CHABE”岳二は以下のコメントを発表した。
原宿のはずれにある小さなギャラリー、kit gallery(キットギャラリー)は2010年12月12日にオープンして12年経ち、13年目を迎えています。手探り状態でのオープン時からこれまで沢山の素晴らしいアーティスト達と出会ってきました。初期から集まって支えてくれ大きく羽ばたいていったアーティスト達をとても誇りに感じています。
今回、「HMV record shop 渋谷」の中にできるギャラリースペース「Bankrobber LABO」の立ち上げという自分にとってとても光栄な仕事を頂いた時にまず考えたのは、まだ無名だったkit galleryを選んで展示をしてくれた皆さんのグループ展のキュレーションでした。
まず、最初の2週間は2010年から2016年までの6年間を支えてくれた作家さん達の展示です。次の2週間は2017年から今までに出会った作家さん達です。既に世界に飛び出した方から、これからそうなって欲しいと思えるフレッシュな方まで自信を持って選ばせていただきました。キットで展示をしてもらったけど今回選んでいないアーティストさん達にはこれから先どんどん「Bankrobber LABO」で展示をしてもらおうと思っています。
まずは2023年の春にオープンする、この新しいスペースで何ができるか実験を試みつつ気持ちの良い展示になればと思っています。
kit gallery主宰 松田”CHABE”岳二
■keep in touch 2023
会期:【PART.1(2010~2016)】2023年5月11~23日、【PART.2(2017~NOW)】2023年5月25日~6月6日
会場:Bankrobber LABO(バンクロバーラボ)
住所:東京都渋谷区宇田川町36-2 HMV record shop 渋谷 2F
時間:11:00~21:00
https://www.hmv.co.jp/news/article/230421155/
<参加予定アーティスト>
PART.1(2010~2016)/2023年5月11日(木)~5月23日(火)
VERDY
KYNE
MASATOO HIRANO
Taichi Furukawa
HITOSHI ”KINK” SUZUKI
ホシエイスケ
吉澤成友
TETSUYA YAMAKAWA
foxy illustrations
Toyameg
Sharpe