「ルイ・ヴィトン」がLE SSERAFIMを新たなアンバサダーに起用 韓国限定となる新作バッグのカプセル・コレクションのキャンペーンを発表

「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」は、韓国のガールズグループLE SSERAFIM(ル・セラフィム)をメゾンの新たなアンバサダーとして起用し、韓国限定となる新作バッグのカプセル・コレクションの世界観を表現した広告キャンペーンを発表した。

「I’M FEARLESS(私は何も恐れない)」のアルファベットを入れ替えたアナグラム(造語)を名前の由来とするLE SSERAFIMは、キム・チェウォン、サクラ、ホ・ユンジン、カズハ、ホン・ウンチェをメンバーとするガールズグループで、2022年5月にミニアルバム『FEARLESS』でデビュー。以来、ミュージックシーンにおけるパワフルな存在感と、ステージ上やその他のシーンで力強いスタイルを確立し、国際的に高い評価を得ている。LE SSERAFIMはすでに、「ルイ・ヴィトン」のウィメンズ・コレクションのアーティスティック・ディレクター ニコラ・ジェスキエールにより、ソウルで初開催された2023ウィメンズ・プレフォールコレクションに招かれ、ショー後のパーティーではパフォーマンスを披露しています。

今回の発表について、ニコラ・ジェスキエールは「LE SSERAFIMが、メゾンのアンバサダーとして『ルイ・ヴィトン』に仲間入りすることをとても嬉しく思います。LE SSERAFIMとは、ソウルで開催された私のプレフォールショーで初めて会いましたが、アフターパーティーでのパフォーマンスで彼女たちが見せたエネルギーは非常に印象に残っています。メンバー全員がそれぞれのユニークなスタイルを持っていて、全体として、とてもクールでオーセンティックな世界観を感じられます」とコメントする。

新たなメゾンアンバサダーに就任したLE SSERAFIMは、「ルイ・ヴィトン」の最新カプセル・コレクションの顔として登場。韓国の首都ソウルの潜水橋(チャムスギョ)のランウェイで発表されたステートメントバッグからインスピレーションを得たこのカプセル・コレクションは、象徴的なスタイルを再解釈したものと、メゾンのアイコンをフレッシュにデザインし直したバージョンで構成。コレクションの中には、「ルイ・ヴィトン」が製作した初期のトランクの蓋裏に施されたひし形のキルティング加工「マルタージュ」から着想を得てニコラ・ジェスキエールが2015年にデザインした、洗練された雰囲気が魅力のバッグ「GO-14」の特別なカラーも登場。また、角度のあるシルエットにエンボス加工されたレタリングが印象的な「ポシェットクッサン」、韓国で幸運を象徴する伝統的な巾着「Bok-ju-meo-ni(ボクジュモニ)」にインスパイアされたシルエットにひねりを加え再解釈した「ノエパース」なども展開。今回のキャンペーンでは、プレフォールショーのドラマティックなセットを再現。トンネルを抜け、橋を渡り、遊歩道を歩く5人のパフォーマーが、活気が交差する都市環境を背景に、エクスクルーシブなモデルを大胆に表現している。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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