写真家・安藤瑠美の個展「Imaginary city」が10月28日から開催 作品を使用したアイテムも販売

写真家・安藤瑠美の個展「Imaginary city」が東京・中目黒の「ビン(BIN)」で10月28日から開催される。本展では東京とソウルにて撮影された新作約10点を展示予定。

展示に際し、安藤は次のようにコメントする。
「作品の中に林立する、そのクリーンでカラフルなビル群に、どこか違和感を覚えるかもしれない。なぜなら本作は、『虚構の都市を写真で作る』というコンセプトのもと、人や電柱、窓、看板など、街の“ノイズ”をすべてレタッチで消しているからだ。さらに色彩を変え、雲や建築物までも合成することで、完全に虚構の風景が生み出されている。
今回は東京とソウルで撮影した写真を展示している。
会場では2つの都市の風景が重なり合い、協奏を奏でている。似ている部分もあれば違う部分もあるが、どちらにも共通しているのは、私が風景に対してある種のノスタルジーを感じた瞬間にシャッターを切ったことだ。
近現代の都市風景にある、なんでもない一場面。レタッチをすることで表出する、都市の佇まいを感じていただけると嬉しい」。

また、今展示に合わせて安藤瑠美作品を使用した「ビン」とのコラボレーション商品を全8型販売。東京の写真を使用したアパレルはCITY POP を感じさせる仕上がりにし、ソウルの写真を使用したアパレルにはSOULを使った偉人の言葉をSEOULとし、韓国語も入れ込んだPOPな仕上がりに。東京、ソウルそれぞれにウィットにとんだ商品が数量限定で販売される。加えて、安藤瑠美作品フォトブック、グッズなども展開予定。

安藤瑠美
岡山県出身のフォトグラファー、レタッチャー。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業後、現在は東京を拠点に制作活動をしている。10代の頃は画家を目指し、大学進学をきっかけに写真の世界へとのめり込む。2019年THE REFERENCE ASIA: PHOTO PRIZE 2019審査員優秀作受賞。

■安藤瑠美写真展「Imaginary city」
会期:2023年10月28日〜11月5日
会場:BIN
住所:東京都目黒区青葉台1-9-6時間:12:00〜20:00
http://shop-tokyo.jp/blog/2023/10/20/next-event-安藤瑠美写真展imaginary-city/

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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