アーティストのTIDEが国内では2年ぶりの個展「1984」を12月8日から開催 前期「BLACK」と後期「WHITE」に分けて展示

代々木上原のアートギャラリー「HENKYO」が神宮前5丁目に移転する。新スペースのオープニングはアーティストのTIDEによる国内では2年ぶりとなる個展「1984」が12月8日から2024年1月27日まで開催される。

展覧会はTIDEの現在の芸術活動の全容を紹介するため前期と後期に分けて開催され、 前期(12月8〜27日)を「BLACK」、後期(1月12〜27日)を「WHITE」とし、同様のテーマでありながらも異なる世界観で描かれている。

本展は近年TIDEが表現してきたソフトファニシングや家庭内のインテリアの中に主人公のキャラクターを配置した「CAT」シリーズの世界から、一滴一滴を現実世界に蒸留するというテーマで制作された新作キャンバスや、TIDEがキャリアの初期に制作した小規模で緻密な作品群を想起させる、猫の爪の水彩画が100点展示される。

TIDE
1984年生まれ。20代前半に滞在していたオーストラリアで漫画家・歴史家の水木しげる氏の作品に出会い、独学で絵を描き始める。2009年に東京に戻り、アーティストとしての活動を本格的にスタート。当初は点描画をはじめとした鉛筆画を中心に制作をしており、一貫してモノクロームの世界を描き続けてきた。以降、表現力の高い絵画的アプローチに目覚め、スケール感のあるキャンバス上での実験を続けながら、水彩絵の具やアクリル絵の具などを使用した新しい技法を模索し、徐々にレパートリーを増やし現在のスタイルに至っている。

■TIDE個展「1984」
会期:2023年12月8日〜2024年1月27日
会場:  HENKYO
住所:東京都渋谷区神宮前5-9-15 B2F
時間:12:00〜19:00
休日:日、月、祝日 
※2023年12月28日から2024年1月11日までは年末年始休暇
料金:無料
https://henkyo.jp

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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