ベルリン発カルチャーマガジン『MOLS』が主催する総合アートイベントが開催

ベルリンのドキュメンタリー&カルチャーマガジン『MOLS』が主催する海外アーティストによるビデオアートパフォーマンスの展示等の総合アートイベント「GANRA」が2月10、11日に「新宿WHITEHOUSE」で開催する。

1月に『MOLS』が日本で先行発売される予定に合わせて開催する同イベントでは、“完全な自律性”を表す「GANRA」をテーマに誌面に登場するアウン・ヘルデン(Aun Helden)、リコ・メーラー(Rico Mehler)、シャルバ・ニクヴァシュヴィリ(Shalva Nikvashvili)、ヤコポ・ベナッシ(Jacopo Benassi)、ティアゴ・デザン(Thiago Dezan)、インフィニット(Infinite)、ジャッパー(Japper)の7名が手掛けたビデオアート作品を日本で初上映する。

また、パフォーマンス、義肢装具、ビデオ、サウンド、イメージなど、複数のメディアを用いて活動するアーティストのアウン・ヘルデンがブラジルより初来日する。ヘルデンは日本舞踏家の土方巽や大野一雄の表現に魅せられ身体パフォーマンスを始め、磨き抜かれた圧倒的な個性と空想と現実の間で揺らぎながら破壊と創造を繰り返し、インディペンデントに活動を続ける。ベルリンのアートフェスティバル「Berlin Atonal 2019」やパリのビデオアートフェスティバル 「OPYUM 2022」等多数のイベントに出演している。パフォーマンスは最新作「Órgão」を披露する。

即興演奏を主にシンセサイザーを使った工業機械的な音やノイズ音といった抽象表現を織り交ぜ、サウンドスケープを実験的でシネマティックに表現するべルリン在住のサウンドアーティスト・坂本真も招聘。ライヴでは、より抽象的で実験的なサウンドパフォーマンスを行う。

会場で販売する最新号は、1月に日本で先行発売予定で、3月以降にドイツ、オランダ、全国で販売予定。1月20、21日に香川のSyndicate、1月25日に大阪のTorary Nand、1月28日に京都の外、2月3日に福岡の art space TETRAでポップアップイベントも行う。

また、同イベントのアフターパーティーが2月12日に新宿・落合「soup」で開催する。

■GANRA
日程:2月10、11日
会場:WHITEHOUSE
住所:東京都新宿区百人町1-1-8
時間:13:00〜17:00(ビデオ上映)、18:00〜(ライヴパフォーマンス)※若干変動の可能性あり
入場料:¥500、¥4,000(パフォーマンス鑑賞料込)
公式サイト:https://artsticker.app/events/21122?utm_source=art_event&utm_medium=ticket_paid&utm_campaign
MOLS Magazine:https://molsmagazine.com/
公式Instagram:@mols_magazine

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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