リジョイサーとしても知られるユヴァル・ハヴキンが、4月12日にパリ拠点のレーベル〈Circus Company〉からニューアルバム『This Is Reasonable』をリリースする。同作は、ジャズとヒップホップの融合にインスパイアされたダウンテンポ・ミュージックの第1人者であるユヴァルの初期のサウンドを彷彿させつつ、アンビエントに近い穏やかなエレクトロニック・ミュージックで展開する。チルアウトなフィーリングやメロディアスな11曲を通して、アンビエントのような静けさと浮遊感を与える。
同作は、ユヴァルのより個人的で新しい音楽の方向性を示している。エレクトロニックでシーケンサーを多用したスタイルを選び、Prophet6と8のシンセ、Juno 60、Minimoog、Fender Rhodesのキーボードで演奏。特にベース、キーボード、パーカッションのハーモニーを追求しており、「フェラ・クティやトランペット奏者で友人のアヴィシャイ・コーエンからもインスピレーションを受けた」と話す。