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断片から解き明かされるブラック・カルチャーという“代替現実”——書評:グレッグ・テイト『フライボーイ2──ブラック・ミュージック文…
2021年に急逝したブラック・カルチャー/ミュージック批評の重要人物、グレッグ・テイト。5月に刊行されたテイトの評論集『フライボーイ2』を音楽評論家の原雅明が読み解く -
短期連載「今また出会う、レイ・ハラカミの音楽」 第2回:マーク・“フロスティ”・マクニールが語る、「流動体のような音楽」との出会い…
故レイ・ハラカミの幻のカセットテープ音源リリースに寄せて、全3回の短期連載を実施。第2回は、LAの地でレイ・ハラカミの音楽をリアルタイムに発見していたマーク・“フロスティ”・マクニールを、90年代から親交を持つ音楽ジャーナリスト・原雅明がインタビュー。 -
孤高の表現者・語り部=志人、その探究の道程と現在地を語る―後編―
ゼロ年代に降神のMCとしてシーンに登場して以来、独自の感性・視点から日本語表現を探究し続ける表現者・志人へロングインタビュー。後編は「書く」という営為や新プロジェクト『8 ∞』について。 -
孤高の表現者・語り部=志人、その探究の道程と現在地を語る―前編―
ゼロ年代に降神のMCとしてシーンに登場して以来、独自の感性・視点から日本語表現を探究し続ける表現者・志人へロングインタビュー。前編はヒップホップへの目覚めや演劇との出会いについて。 -
BIGYUKI NYでジャズの最前線を生きる日本人アーティストの今・これから
狭義の「ジャズ」を超え活動するNY拠点の日本人キーボーディスト/プロデューサー・BIGYUKI。昨年12月に久しぶりの自身名義のEPをリリースしこの2月にはプロデュースを務めたCHAIの楽曲も発表された同氏の現在地について、音楽評論家の原雅明が尋ねる。 -
マイルス・デイヴィスから、環境音楽へ——ジャズの「帝王」が1980年代の日本の環境音楽に与えた影響を探る
1970年代にマイルス・デイヴィスが紡いだ音楽の「アンビエント性」を、1980年代の日本の音楽家達はどのように受け止めたのか。その接続線を音楽評論家・原雅明が紐解く。