「グッチ」の最新コレクションはガス・ヴァン・サントとアレッサンドロ・ミケーレによる短編映画で発表

「グッチ」は、アレッサンドロ・ミケーレによる新たなコレクションを『OUVERTURE of Something that Never Ended(終わらなかったものの序曲)』と題した、7つのエピソードからなる短編映画を通して発表する。同作は11月16日(日本時間17日)から22日まで「グッチ」が開催するファッションと映画のデジタルフェスティバル「GucciFest」にて公開される。

今回の短編映画は、映画監督ガス・ヴァン・サントとアレッサンドロが共同監督を務め、女優・アーティスト・パフォーマーのシルヴィア・カルデローニが主役を務める。また、各エピソードには、ポール・B・プレシアード、アキーレ・ボニート・オリーヴァ、ビリー・アイリッシュ、ダリウス・コンサリー、ルハン、ジェレミー・O・ハリス、アリアナ・パパデメトロプロス、アーロ・パークス、ハリー・スタイルズ、サーシャ・ヴァルツ、フローレンス・ウェルチといった国際的スターや「グッチ」と関わりの深いアーティストがゲスト出演する。

作品は「GucciFest」の会期中に1日1エピソードずつ特設サイト「GucciFest.com」およびYouTubeのFashionチャンネルとグッチ公式チャンネル、Weiboでも配信され、「グッチ」の新しいコレクションが毎日段階的に発表される。

アレッサンドロは、今年5月に公開した自身のダイアリー「Notes From the Silence」の中で明かしたように、新コレクションを慣例化されたシーズンという概念から解放し、変則的なスタイルで発表する。既存のルールや常識に縛られず、表現者としての自身の心が求める方へとさらに一歩進み、新たな空間、言語、そしてコミュニケーションプラットフォームを育みながら、グッチの新しいストーリーを紡いでいく。

「GucciFest」では、『OUVERTURE of Something that Never Ended』の公開とともに、アレッサンドロが選んだ新進気鋭の15のインディペンデントブランドおよびデザイナーの作品をフィーチャーした15本のショートフィルムが上映される。またこれらのブランド/デザイナー達は、グッチのサポートにより各種デジタルプラットフォームにて自身の最新コレクションを発表する。

15の「ブランド」(デザイナー)は「Ahluwalia」(プリヤ・アルワリア)、「Shanel Campbell」(シェネル・キャンベル)、「Stefan Cooke」(ステファン・クック&ジェイク・バード)「Cormio」(ジュザベル・コルミオ)、「Charles de Vilmorin」(シャルル・ドゥ・ヴィルモラン)、「JordanLuca」(ジョーダンルカ)、「Mowalola」(モワローラ・オグンレシ)、「Yueqi Qi」(ユエチー・チー)、「Rave Review」(ジョセフィン・ベルグヴェスト&リヴィア・シューク)、「Gui Rosa」(ギー・ローサ)、「Rui」(ルイ・ゾウ)、「Bianca Saunders」(ビアンカ・サンダース)、「Collina Strada」(ヒラリー・テイモア)、「Boramy Viguier」(ボラミー・ヴィギエ)、「Gareth Wrighton」(ガレス・ライトン)となっている。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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