「フォーティパーセントアゲインストライツ」の西山徹による展示会「The truth is out there」が開催

ショップ「DAYZ」がプロデュースする初めてのイベントが、渋谷MIYASHITA PARKのギャラリー「SAI」で開催されている。

同イベントは、“The truth is out there”と題して、1990年代初頭から東京ストリートカルチャーをけん引するブランド「フォーティパーセントアゲインストライツ(FORTY PERCENT AGAINST RIGHTS)」(以下、「FPAR」)の西山徹が制作した作品が展示されている。作品も西山が当初から制作してきたTシャツだけではなく、額装やレリーフ、LEDサインなどさまざま。コロナ禍に生きる私達の「今の世界」に耳をすました内容の作品群は、ニューノーマルを目指すこれからの世界と符合する現象そのものを総称している。

展示の右下にあるQRコードを読む取ると、その作品の説明を見ることができる

東京を拠点に活動するストリートブランド「フォーティパーセントアゲインストライツ」は、シルクスクリーンによるTシャツをはじめとするアパレルを主な媒体としスローガンやメッセージを発信し、アイデンティティを構築してきた。ブランドが発信する言葉の多くは抽象的で、その解釈は見聞きした人に委ねられている。それは時に現代社会の有り様を示唆したもの、人間の業や心の裡に迫ったものなど、さまざま。本展覧会のタイトルである“The truth is out there”は、誰もが見過ごしてきた真実について言及したもの。そして、「FPAR」の言葉がリアルな世界と符合する現象そのものを総称している。

本展示では、現代社会の抱える矛盾や人間の本質に触れたメッセージをさまざまな媒体を通して発信することで、今という時代を捉え直し、まだ見ぬこれから先の時代とどのような形でコミットしてゆくか。そういったテーマについて考えさせられる展覧会となっている。

また本展のオープニングを記念した限定アイテムも「DAYZ」で発売されている。

■FORTY PERCENT AGAINST RIGHTS「The truth is out there」
会期:2020年11月13~29日
会場:SAI
住所:東京都渋谷区神宮前 6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
時間:11:00~21:00
休日:無休

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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