「アンダーカバー」とエヴァンゲリオンがコラボ 東コレで披露

2021年3月19日、「アンダーカバー」2021-22年秋冬ウィメンズ&メンズコレクションのショーが開催された。テーマは「CREEP VERY」。デザイナーの高橋盾は、「私達が日々抱える不安や悩み、その先にあって欲しいと願う希望。今の時代、常に相反する感情を抱えて生きている全ての人々に向けて作った世界観です。服のデザインとは別の次元の話ですが、それを感じ取ってもらえたら光栄です」とコメントを寄せる。

メンズでは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が先日公開され、大ヒット中の「エヴァンゲリオン」とのコラボコレクションが披露された。エヴァンゲリオンの機体をイメージしたダウンジャケットから、プラグスーツを連想するもの、リリスのイメージを施したニット、碇シンジやエヴァのイラストが描かれたジャケットなど、さまざまな形でエヴァンゲリオンの要素を含んだ計27ルックが登場。ショーではエヴァの映像が流れるとともに、音楽もMARS89による宇多田ヒカルの「桜流し」REMIXが流れるなど、会場全体でエヴァンゲリオンの世界観を表現していた。

披露されたルックは1月に発表されたメンズコレクションとは異なるもので、今回のショーのために製作された。

一方、同時に開催されたウィメンズでは、今年1月に発表された「アンダーカバー」2021-22年秋冬メンズコレクションと同様にマーカス・アッケーソンの絵画をモチーフにしたルックを披露した。

今回のランウェイショーは「楽天ファッションウィーク東京 2021 F/W 」のプロジェクト「by R」の一環で、「アンダーカバー」が東京で単独ショーを開催するのは19年ぶり。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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