3月8日公開となった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。宇多田ヒカルが歌う主題歌「One Last Kiss」のMVを『エヴァンゲリオン』シリーズで監督を務める庵野秀明が手掛けた。MVは、3月8日24時(3月9日0時)にYouTubeにてプレミア公開される。
また、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』では、「One Last Kiss」に続き、「Beautiful World (Da Capo Version)」が初公開された。この「Beautiful World (Da Capo Version)」は、庵野秀明総監督直々のオファーによるもの。シリーズ最長のエンディングロールとなり「One Last Kiss」1曲では長さが足りないだろうと予測されていたことに加え「Beautiful World」を最後に足して『新劇場版』シリーズ及び『シン・エヴァ』全体のエンディング曲としたい、という要望を宇多田ヒカルが快諾。『新劇場版』第1作のテーマソング「Beautiful World」をゼロからリメイクしたニューバージョンを制作し、「One Last Kiss」との2曲メドレー形式として完成させた。なお宇多田ヒカルにとって自身の楽曲をセルフカバーしたのは初の試みだという。
この「Beautiful World (Da Capo Version)」も収録されたEPおよびLPは3月9日からデジタル配信、3月10日からフィジカルで発売される。
1995年のTVシリーズ放送で社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』。2007年からは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動し、『:序』『:破』『:Q』の3作が公開されて大ヒットを記録。常に新しいファンを獲得し、幅広い層から支持を受けている。完結編となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2021年3月8日から全国の劇場で絶賛公開中だ。