写真家・小見山峻の大規模展示「風が応える」が渋谷パルコで開催

写真家・小見山峻(こみやま・しゅん)の写真展「風が応える」が渋谷パルコで開催される。同展は、「SHIBUYA PARCO ART WEEK」の一環で、会期は9月17〜20日。渋谷パルコ10階の「ComMunE」および屋上スペースで行われる。

本展は、屋上スペースという会場を活かし、空間演出を含め、自身にとってはかつてないほどの大規模で、さらに初となるポートレートを本軸に据えた展示となっている。生地にプリントされた写真をさまざまな手法で設置し、屋上を吹き抜けてゆく風によって写真にもう1度「動き」を吹き込む。それは、本来「思い出」としての機能を持つ写真を、改めて見返した時に起こる心の動き、感傷に通じるという。

展示を開催するにあたり、小見山は「風が応える」と題したコメント寄せる。

誰かが言っていた。

忘れることは生きてゆく為の機能だと。

しかし僕らはそれを恐れ、抗うようにシャッターを切る。

目の前の出来事を、屈託のない視界を、そしてあなたのいる世界を。

残すために。

それでも、積み上げた記録はしだいに、非力な僕らの手から零れ落ちてゆく。

抱えきれない思い出たちは何処へやればいいのだろうか

きっと風が応えてくれるだろう。

この心地良い場所で。

きっと風が運んでくれるのだろう。遠くへ。

小見山 峻

■小見山峻 写真展「風が応える」
会期:2021年9月17〜20日
会場:渋谷パルコ ComMunE 1 & ROOFTOP PARK
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 10階
時間:11:00〜20:00 ※渋谷パルコの営業時間に準ずる
入場:無料

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREとRAYARD MIYASHITA PARKのコンセプトストア「TOKiON the STORE」で、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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