Tokyo Wish List ―未来につなぐ日本の匠の技―

古くから培われ、継承されてきた日本古来の職人技。時代の移り変わりとともにますます貴重になりつつある、経験と技術に裏打ちされた匠の技が光る、メイド・イン・ジャパンのプロダクトを紹介。TOKIONが発信する「日本から世界へ」、そんな職人技が結集した上質なファッションアイテムから、日本の個性や魅力を再発見したい。

Tu es mon Tresor

リュクスな気分のデコラティブデニム

日本の技術と職人に敬意を払い、メイド・イン・ジャパンにこだわるデニムブランド「トゥ エ モン トレゾア(Tu es mon Tresor)」。1940年代のリジットデニムにインスパイアされ、ていねいに手摘みされた上質なジンバブエコットンを使用、デニム生地の織り機も当時のものを使用するというこだわりようで、すべて日本国内で製作されている。
それぞれのデニムには、ブランド名にちなんで(フランス語で「あなたは私の宝物」の意)宝石の名前がつけられていて、中でも”ダイアモンド・ジーン”と名称するこのデニムパンツは、好きなメッセージをパールで縫い付けてオーダーが可能。オーダーできるのは写真の”Je suis Jane.”部分で、あなただけの好きな言葉を刻むことができる。素直に自分の名前を入れてもよし、パールの輝きに負けないロマンチックなメッセージを刻んでみても。

エドストローム オフィス 03-6427-5901

LASTFRAME

伝統技術が息づくデイリーバッグ

”世界最高レベルの日本技術を未来に継承する”。そんなコンセプトを掲げ、2018年からスタートしたブランド「ラストフレーム(LASTFRAME)」は、中でも職人の数が減りつつある伝統技術に注目し、デザイナーのフィルターを通して、現代的なデザイン、プロダクトに落とし込んでいる。人気のシリーズは、ニット素材に焦点を当てた、さまざまなデザインのニットバッグ。古くから親しまれる市松模様や、着物の帯にインスパイアされた形など、和を感じさせるデザインは、新しいのにどこか懐かしさを感じさせる。
このショッパー型のニットバッグは、日本に数台しか残っていない特殊な編み機を使用し、通常の編み機では再現が難しい細かな柄を表現。厚手のリブ生地で型崩れしにくい上、伸縮性も高く機能性も抜群。取り外し可能なレザーのストラップがついていて、ショルダーバッグとしても持つことができる。希少な伝統技術から生まれた、カラフルで上質なリブニット。職人技を感じる上質な小物を、日常にも。

TAKA 03-6670-8089

NEEDLES × MATSUDA

視線の周りに宿る職人技

1967年設立、日本を代表する眼鏡の生産地である福島県鯖江市の工場で、職人の手により一貫して生産される、老舗のアイウエアブランド「マツダ(MATSUDA)」が、「ニードルズ(NEEDLES)」とコラボレーション。
全体的にヴィンテージライクなムードを漂わせ、シックなリム、ニュアンスのあるレンズ、シルバーに輝くテンプル、透明なモダンさと、個性的なデザインが見事に調和した1本。テンプルとブリッジにはそれぞれ和を感じさせる唐草模様が彫られ、両サイドの智の部分には、「ニードルズ」のアイコンであるバタフライのマークが刻まれる。また、「ニードルズ」のアイウエアラインではアイコン的なデザイン、フリップアップ仕様で、掛け外しをしなくてもレンズを上げることで明るさの調節が可能。細部までこだわりを感じる職人技と、ファッションセンスが詰まった個性派サングラスから、気骨ある職人魂を受け継いで。

ネペンテス 03-3400-7227

Photography Erina Takahashi
Styling Norie Kurakata
Text Eri Imamura

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREとRAYARD MIYASHITA PARKのコンセプトストア「TOKiON the STORE」で、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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