日本初公開となるイギリスの現代アーティスト・ギルバート&ジョージの大型3連作がエスパス ルイ・ヴィトン東京で展示

表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京は、日本で初公開となる、イギリスの現代アートユニット、ギルバート& ジョージの大型3連作「Class War, Militant,Gateway (階級闘争、闘争家、入り口)」(1986年)を展示する。会期は10月14日から2022年3月6日まで。同作はギルバート&ジョージの代表作の1つで、共同体の一員であることから自己認識へと至る闘争の道のりを描いている。画面には、赤や青、白などを使用したイメージに、ステンドグラスを思わせる黒いグリットを重ねるという、彼等の特徴的な作風で構成されている。

同展は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンのコレクションの所蔵品から、世界中のより幅広い多くの人々に紹介し続けるフォンダシオンのミッションを、「Hors-les-murs (壁を越えて)」プログラムの枠組の中で実現するもの。日本でギルバート&ジョージの作品が展示されるのは2009年以来で、国内で鑑賞できる貴重な機会となる。

■ギルバート&ジョージ「CLASS WAR, MILITANT, GATEWAY」
会期:10月14日〜2022年3月6日
会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7階
時間:11:00〜19:00
休日:「ルイ・ヴィトン」表参道店に準ずる
入場:無料
※会場内の混雑防止のため、入場を待つ場合あり

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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