「ニューヨーク・タイムズ」が2004年以来、毎年の映画を代表する俳優を取り上げてきた名物企画“Great Performers”で、2021年に選んだ13組の俳優の1人として、『ドライブ・マイ・カー』で主演を務めた俳優の西島秀俊が選出された。今年の13組には、クリステン・スチュワート、ベネディクト・カンバーバッチ、ウィル・スミス、デンゼル・ワシントン、ホアキン・フェニックスなどが並ぶ。
2004年以来、同企画に選ばれた日本人俳優は、栗山千明(『キル・ビル』2004年)、渡辺謙(『硫黄島からの手紙』2006年)、菊地凛子(『バベル』2006年)に続き、西島で4人目。
また、これまでの3人がアメリカ映画への出演で選ばれたのに対して、今回は日本映画で選ばれた。選出に際し掲載された写真は、ルーヴェン・アファナドールが撮り下ろしている。