星野源やD.A.N.のMVなども手掛けるアーティストのオオクボリュウがインディーゲーム“God’s Hand”をリリース

星野源 の「さらしもの feat. PUNPEE」やD.A.N.の「Sundance」といったMVやなど手がけるアーティストのオオクボリュウがインディーゲームスタジオ・CREATOR GOOSY(クリエイターグーシー)を立ち上げ、オリジナルゲーム“God’s Hand”をiOSとAndroidでリリースした。

“God’s Hand”は、ストーリーやグラフィックを楽しみながらプレイできる、短編アニメーションの様な作品。可愛らしい恐竜の描写とオリジナルのサウンドトラックとともに、ゲームプレイヤーは神様の目線で、恐竜を絶滅から守るべくストーリーが展開していく。宇宙から飛来する隕石をタップして壊す、卵をドラッグして回収するなど、直感的な動作で恐竜を守ることができれば目標達成となる。本作のサウンドトラックは、ポートランドを拠点に、Fox Academyのメンバーとしても活動するミュージシャンのRichie Woodsが手掛けている。

オオクボリュウは2011年からアニメーションによるミュージックビデオを制作。現在は、より自由な表現の可能性を求め、ドローイング、ペインティング、映像、デジタルなど、様々な手法を駆使し「シーケンシャルアート=連続性のある芸術表現」に取り組む。手法の延長として、2021年よりゲームの制作を開始。今作はスタジオのパートナーであるスギモトリョウスケとともに、約2年間をかけてアート作品としてのゲームを追求し、実現した。

リリースにあたりオオクボは、「僕はこれまでずっとアニメーションを作ってきましたが、ミュージックビデオのような短編作品だけでなく、次の展開を考えていました。その中で、今まで自分にとって身近な「ゲーム」というジャンルにもしかしたらアニメーションで培ってきたことが生かせるのではないか、と考えたところから構想がスタートしています」とコメントする。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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