川上未映子による新訳版「ピーターラビット」シリーズが全23巻で刊行

早川書房は、2022年3月から2023年3月にかけて絵本「ピーターラビット™」シリーズ(全23巻、新訳版)を刊行する。翻訳を手掛けるのは、小説家・詩人の川上未映子。子どもから大人まで楽しめる、新しいピーターラビット達をお届けする。価格は全23巻で定価¥36,300、単巻では、第1巻が¥1,650、第2~13、17、18巻が各¥1,540、第14~16巻が各¥1,760、第19巻が¥2,090、第20〜23巻が各¥1,430。※価格は変更になる場合もあり

新訳版の刊行に合わせて「贅沢な時間を過ごしています。瞬きを忘れるような絵の繊細さ、強さ、ポターがその観察と描写とにかけた思いが、すべての文章、すべてのページから迫ってきます。たまらないのは、美しく、たくらみのある音とリズムをどう再現するのか。このユニーク極まりない住人たちの物語と絵の響きあいを、どんなふうに表現するのか。ああでもない、こうでもないと考えながら、しかし楽しくてなりません。言葉のひとつひとつ、声と音の流れ、色と線のすみずみまでをあじわいながら、しっかりやっていきたいと思います」とコメント。

世界でいちばん有名ないたずらっ子のうさぎを描く『ピーターラビットのおはなし』。その初版刊行から120周年をむかえる2022年、フレデリック・ウォーン社(ペンギン・ランダムハウスUK傘下)との提携により、早川書房は、日本におけるピーターラビットの公式出版社となる。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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