漫画『ミンゴ イタリア人がみんなモテると思うなよ』(小学館)で初の連載を獲得したイタリア人漫画家・ペッペ。自身は2019年に『テラスハウス東京編』に出演するなど、モデルとしての活動も行なっている。
1人のイタリア人男性から日本のカルチャーはどう見えているのか、そんな思いからペッペに漫画連載を依頼。連載ではペッペに日本独自のカルチャーを体験してもらい、それをショート漫画にして紹介していく。記念すべき1回目は初となる歌舞伎を東京・銀座の「歌舞伎座」で鑑賞。ペッペは日本の歌舞伎をどう感じたのか?
——初めての歌舞伎はどうでしたか?
ペッペ:初めて日本の映画館に行った時と同じく日本語能力が足りるか足りないのかってずっと考えてしまって、始まる前は大分緊張していたんですが、最初の2分くらいでやっぱりこりゃ全然わからないって感じて(笑)。だから言葉とかはわからなかったんですが、芝居を見ることに集中して。見ているとオペラに近いなって思いました。本当にいい体験ができました。
——言葉が分からなくても楽しめた?
ペッペ: パンフレットに英語で物語の内容の説明があったので、会話の内容は分からなくても楽しめました。
——もう1度見たいと思いますか?
ペッペ:すごく楽しかったので、ぜひ次は別のバリエーションの歌舞伎も見たいですね。あと文楽も気になってきたので、機会があればぜひ見てみたいですね。