ダイナソーJr.初のバンド公認ドキュメンタリー映画が公開 オリジナルメンバー3人の関係性にフォーカス

オルタナティブ・ロックバンド、ダイナソーJr.の初のバンド公認となるドキュメンタリー映画『ダイナソーJr./フリークシーン』が2022年3月25日に公開される。

ダイナソーJr.は、1984年にアメリカ・マサチューセッツ州で結成されたバンドで、暗くヘヴィなギターの轟音であふれながらもポップさも兼ね備えた楽曲や、無気力なボーカルが特徴。1980年代末から1990年代のオルタナティブ・ロックシーンの中核として活躍し、活動休止を挟みながら、現在も新作を発表している。

『ダイナソーJr./フリークシーン』では、オリジナルメンバーである J・マスキス、ルー・バーロウ、マーフの3人の関係性にフォーカスしながら、2005年の再集結から現在までの活動を追っている。メンバー以外にも、キム・ゴードン(ソニック・ユース)、ヘンリー・ロリンズ(ブラック・フラッグ)、ボブ・モールド(ハスカー・ドゥ)、フランク・ブラック(ピクシーズ)、サーストン・ムーア(ソニック・ユース)、ケヴィン・シールズ(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)による証言も集めた。

監督のフィリップ・ロッケンハイムは、J・マスキスの義理の親族にあたり、これまでに100本以上のミュージックビデオを手掛けている他、ジム・ジャームッシュ監督作『ギミー・デンジャー』(2016)にも撮影素材が使われるなど、音楽業界で活躍している。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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