下北沢に新たにミニシアター「K2」が誕生 濱口竜介の『偶然と想像』などを上映

1月20日、下北沢に新たにミニシアター「K2(ケーツー)」がオープンした。「K2」は、クラウドファンディング・プラットフォームを手掛けるモーションギャラリーをはじめ5社が1つになって映画やアートなどを企画プロデュースしている団体のインクラインが運営する。

場所は、下北沢駅の2階に誕生した商業施設「シモキタエキウ エ」に直結する「(tefu)lounge(テフラウンジ)」の2階。「K2」の隣には、カフェが入居し、映画館のコンセッションとしても連動していく。スクリーン数は1つで、席数は71席(内2席は車椅子受入可)となっている。

1月20日からは濱口竜介監督の『偶然と想像』や『濱口竜介監督特集上映 言葉と乗り物』、『ドロステのはてで僕ら』を上映。1月24日~2月3日には、『映画:フィッシュマンズ』を、2月4日からは、『鈴木さん』を上映する。 ※詳しくは、公式サイトで要確認

「K2」は下北沢という街を背景に、さまざまな文化と接合し時代を超える価値を街に発信していく映画館で「文化が好きな人達の結節点」となるようなミニシアターを目指す。そして、”学びを共有する場所”として、多種多様な文化が混じり合う映画の、そんな多様な側面に光を当てて「学び」を、映画館として発信・共有するようなチャレンジをしていく。そのために雑誌『MAKING』の刊行やオンラインスクリーンでの特別上映プログラムなどを実施する。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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