第46回「木村伊兵衛写真賞」は写真家・吉田志穂に決定 4月には受賞作品展が開催

第46回「木村伊兵衛写真賞」は、写真家の吉田志穂に決定した。コロナ禍に伴い、第46回の「木村伊兵衛写真賞」は2020年と2021年に優れた作品を発表した新人写真家が対象となっていた。選考の詳細は、3月18日の朝日新聞朝刊社告と「ひと」欄、朝日新聞出版のニュースサイト「AERA dot.」ならびに雑誌『AERA』(3月28日発売)と、後日、朝日新聞文化面で紹介される。また、受賞作品展が、4月19日から「ニコンプラザ東京THE GALLERY」で、 5月19日から「ニコンプラザ大阪THE GALLERY」で開催される。

吉田は千葉県生まれ。インターネットで特定の場所や情報を撮影した後に実際に赴き、事前に得た情報と現地を比較するように撮影。暗室作業などの加工を重ねてイメージをまとめた。 受賞作は、写真集『測量|山』(T&M Projects)、写真展「測量|山」/「砂の下の鯨」(NADiff Gallery)、写真展「余白の計画」TOTAS-Emerging 2020(トーキョーアーツアンドスペース本郷)、グループ展、あざみ野フォト・アニュアル「とどまってみえるもの」(横浜市民ギャラリーあざみ野)、グループ展「記憶は地に沁み、風を越え  日本の新進作家 vol.18」(東京都写真美術館)。 

吉田は1992年千葉県生まれ。 2014年東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。東京都を拠点に活動。主な展覧会に、「記憶は地に沁み、風を越え 日本の新進作家 vol.18」(東京都写真美術館、 2021)、「あざみ野フォト・アニュアル とどまってみえるもの」(横浜市民ギャラリーあざみ野、神奈川、 2021)、「TOKAS-Emerging 2020」(トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京、 2020)、「Quarry / ある石の話」(ユミコチバアソシエイツ、東京、 2018)など。「第11回写真 1_WALL」グランプリ受賞(2014)、「第11回 shiseido art egg」(2017)入選、「Prix Pictet Japan Award 2017」ファイナリスト。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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