テセウス・チャンによる「WERK」最新号はYOSHIROTTENを特集 香港での展覧会の作品を掲載

シンガポールのアートディレクターのテセウス・チャン(Theseus Chan)が手掛けるヴィジュアルマガジン「WERK(ヴェルク)」は、グラフィックアーティストYOSHIROTTENをフィーチャーした最新号No.29を発売した。価格は¥11,550で、世界500部限定、東京・渋谷のシェルフ、シブヤパブリッシングアンドブックセラーズ、世田谷の二手舎、代官山 蔦屋書店、オンラインストアのバイ ガスブックで取り扱っている。

「WERK」は、紙をバーナーで焦がす、蛍光塗料をスプレーする、大きな穴を開ける、折りたたまれた紙や手作業で作られた紙のパッチワークを表紙に施すといった手法を取り入れたアート性の高い雑誌で、これまでに「コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)」 や田名網敬一らともコラボしている。

今号では、香港のギャラリー「THE SHOPHOUSE」とタッグを組み、YOSHIROTTENが同ギャラリーで4月17日まで開催している展覧会「Cityscape Resolution – Hong Kong」での森山大道のリワーク作品、映画監督ウォン・カーウァイ(Wong Kar Wai)の元専属フォトグラファーであるウィン・シャ(Wing Shya)との初コラボ作品、自身のソロ作品などを掲載している。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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