夏でも冬でも。季節問わずに着倒したいパックT3選――連載「Tokyo Wish List」

私達の日常生活に欠かせないファッションといえば、Tシャツは外せない存在。夏なら1枚で十分だし、冬ならレイヤード用のインナーにと何枚持っていても事足りるもの。

そこで今の気分にフィットし、手に入れたいアイテムをTOKION視点でピックアップする「Tokyo Wish List」では、主役級に使えるパックTシャツに注目したい。日常着としてはもちろん、旅行のおともにと、暑さ増すこれからの季節に手に入れておいて損はしないはず。

beta post

4コマ漫画を描いたユニークパックTシャツ

プロダクトを通して、ファッションとしてだけでなく、問題提起をする媒介として“観る人の思考を促すこと”も目的としたウェアを提案する「ベータ ポスト(beta post)」。これまでにゴミと伝統工芸品を合わせたアイテムや廃棄されるレジ袋を使ったアイテムなど、斬新過ぎるプロダクトでメッセージを発信してきた。そのブランドが手掛けたパックTシャツはなんと、4コマ漫画から着想を得たユニークな一品。パックを開けるとそれぞれのTシャツに、アーティストのノンチェリーによる漫画が1コマずつ描かれている。どんなストーリーかは、着てみてのお楽しみ!

beta post https://betapost.jp

Los Angeles Apparel × #FFFFFFT

アメリカの定番Tシャツの日本別注版

オンライン販売は行わず、営業日は毎週土曜・日曜のみ。そして、取り扱うアイテムは白の無地Tシャツのみという、世界でも類を見ない白T専門店「シロティ(#FFFFFFT)」。そのショップからリリースされた2枚セットのパックTシャツは、「アメリカン アパレル」の元CEOが立ち上げたブランド、「ロサンゼルス アパレル(LOS ANGELES APPAREL)」との別注Tシャツ。7.5オンスの厚みのあるボディをモックネック仕様にした限定モデルだ。ドライな生地感やゆったりとしたシルエットなど、こだわり抜いた仕上がりが魅力的。これからの季節なら1枚で、寒い日はレイヤードにと、重宝したい1着だ。

#FFFFFFT http://www.fffffft.com

Convenience Wear

ファッションデザイナーが手掛けるコンビニ衣料品

日本全国にある約1万6600店で取り扱われているファミリーマートのオリジナルブランド「コンビニエンスウェア(Convenience Wear)」。本ブランドのデザインを手掛けているのは、「ファセッタズム(FACETASM)」のデザイナー、落合宏理だ。これまでコンビニエンスストアで販売されている衣料品は、緊急需要としてのイメージが強かったが、「コンビニエンスウェア」は品質が良く、デザインが良いものを目指して作られている。今回ピックアップしたのは、肌着としてではなく1枚でも着ることができるようにデザインされたアウターTシャツで、コットン100%の柔らかな生地感が魅力的だ。そしてアウターTシャツということで、カラーバリエーションが豊富なのも嬉しい。一度着たら病みつきになるはず。

コンビニエンスウェア https://www.family.co.jp/goods/cw.html

Photography Erina Takahashi
Styling Norie Kurakata

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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