写真家・インベカヲリ★が写真展「たしか雨が降っていたから、」を開催 初期衝動のようなデビュー当時の未発表作と新作の展示も

写真家のインベカヲリ★が写真展「たしか雨が降っていたから、」を開催する。会期は7月16日から8月2日。2年ぶりとなる写真展では、セルフポートレートの表現からやがて人の心に深く傾斜し、既視感のない堅牢な写真を撮るようになったインベの初期衝動のような、写真を始めたばかりの頃の初期作と。作に加えて、10年にわたり撮り続けた全編女性のポートレイトで特異な存在感を示した「やっぱ月帰るわ、私。」の作品群からも展示される。

インベは1980年、東京都生まれの写真家・ノンフィクションライター。短大卒業後、独学で写真を始める。編集プロダクション、映像制作会社勤務などを経て2006年よりフリーとして活動。13年に出版の写真集『やっぱ月帰るわ、私。』(赤々舎)で第39回木村伊兵衛写真賞最終候補に。18年第43回伊奈信男賞を受賞、19年日本写真協会賞新人賞を受賞。写真集に『理想の猫じゃない』『ふあふあの隙間』(赤々舎)等がある。ノンフィクションライターとして『家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像』(KADOKAWA)で第53回大宅壮一ノンフィクション賞候補に。著書に『「死刑になりたくて、他人を殺しました」無差別殺傷犯の論理』(イースト・プレス)『私の顔は誰も知らない』(人々舎)等。

■たしか雨が降っていたから、
会期:7月16日〜8月2日
会場:Gallery KTO
住所:東京都渋谷区神宮前4-25-7コーポK 103
時間:13:00〜18:00
休日:水曜、木曜、金曜
入場料:無料
公式サイト:www.gallery-kto.com

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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