東京国立近代美術館は、2022年11月1日から2023年2月5日まで「大竹伸朗展」を開催する。本展は、2006年に東京都現代美術館で開催された「全景 1955–2006」以来、16年ぶりとなる大竹伸朗の大規模な回顧展。1982年の大竹の初個展から40周年となる今年、半世紀近くにおよぶ創作活動を一挙に紹介する。
今年で開館 70 周年を迎える東京国立近代美術館で開催される大竹伸朗の回顧展は、国際展に出品した作品を含むおよそ500点を7つのテーマ「自/他」「記憶」「時間」「移行」「夢/網膜」「層」「音」に基づいて会場を構成。ゆるやかにつながるテーマで、 時代順にこだわることなく大竹の作品世界に没入し、その創作のエネルギーを体感できる。およそ500点の圧倒的なボリュームと密度で、最初期の作品から近年の海外発表作、そしてコロナ禍に制作された最新作まで、およそ 500 点の作品が一堂に会する。小さな手製本から巨大な小屋型のインスタレーション、作品が発する音など、ものと音が空間を埋め尽くす。
また、スナックの看板をモチーフにした代表作 《ニューシャネル》(1998年)をはじめとした「大竹文字」Tシャツなどで人気を博す大竹伸朗グッズ。本展開催にあわせて製作された展覧会オリジナルのニューグッズが登場する。さらに愛媛県美術館 (2023年5月3日〜7月2日)と富山県美術館(2023年8 月5日〜9月18日)でも展示を予定している。
■大竹伸朗展
会期:2022年11月1日〜2023年2月5日
会場:東京国立近代美術館
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
時間:10:00〜17:00(金・土曜は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休日:月曜日(ただし1月2日、1月9日は開館)、年末年始(12月28日〜1月1日)、1月10日
料金:一般 ¥1,500、大学生¥ 1,000 ※高校生以下および18 歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者 (1人) は無料
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