アーティストのたかくらかずきが“特撮怪獣映画”をテーマにした個展『仮想大戦(銀)』を開催

アーティストのたかくらかずきが個展『仮想大戦(銀)』をYOD TOKYOで開催する。会期は10月5〜16日。本展は、大阪のYOD Galleryで開催された『仮想大戦(金)』の巡回展となる。

たかくらかずきは3DCGやピクセルアニメーション、3Dプリント、VR、NFTなどのテクノロジーを使用し、東洋思想による現代美術のルール書き換えとデジタルデータの新たな価値追求をテーマに作品を制作している。

本展では、“特撮怪獣映画”をテーマとし、近年NFTを用い制作してきた仏像と妖怪のキャラクターが多様な形で作品に引用されている、自身による二次創作的な作品群を展示する。キャラクターという言葉が『美少女キャラ』の代名詞となって久しい今、仏像や妖怪を日本固有の代表的なキャラクターとして捉え、作品を制作することが『仮想大戦 』のテーマの1つとなっている。

大阪での『仮想大戦(金)』を経て、たかくらは、存在し得ないものであり妖怪であり、彼岸の存在であるデジタルデータ、そしてAIとの共存、共同制作によって、人間にとっての彼岸としてのデジタルデータの領域をのぞき見ること、向こう側に片足を踏み入れた状態でいるということにより一層興味を寄せている。東京での『仮想大戦(銀)』では、 妖怪としてのAIツールとともに新たな『妖怪』を考えるキャンバス作品のシリーズを新たに追加した。

■たかくらかずき個展『仮想大戦(銀)』
会期:2022年10月5〜10月16日
会場:YOD TOKYO
住所:東京都渋谷区神宮前4-26-35  
時間:11:00-20:00  
休日:月曜日 ※10月10日開廊、10月11日休廊
http://yoded.com/?page_id=312

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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