杉本博司監修の特別展が春日大社国宝殿で開催 

春日大社 国宝殿では、現代美術作家の杉本博司監修のもと、12月23日から2023年3月13日に特別展 春日若宮式年造替奉祝「杉本博司-春日神霊の御生 御蓋山そして江之浦」を開催する。

同展では、杉本の監修により、春日信仰・春日若宮信仰の名品が公開され、春日をテーマとした大作も複数初公開される。春日信仰が誕生し春日若宮が御生された、御蓋山の麓という聖地で行われる展覧会で杉本の示唆に導かれて、新たな美を見出す試みだ。

もともと杉本は日本の仏教美術、神道美術に深い関心を持ち、自らも収集してきた。美術品の中に新たな美を見出し、その精神を展覧会を通じて再表現してきた。中でも春日美術への関心は高く、その美の神髄である春日明神への崇敬から、3月に春日大社から御祭神を勧請し江之浦測候所に「甘橘山 春日社」を創建したほどだ。

■特別展 春日若宮式年造替奉祝「杉本博司-春日神霊の御生 御蓋山そして江之浦」
会期:12月23日~2023年3月13日
会場:春日大社 国宝殿
住所:奈良県奈良市春日野町160
時間:10:00~17:00(入館終了16:30)※会期中、延長開館を行う場合がある
休日:2023年1月30日
入場料:一般 ¥1,000、大学生・高校生 ¥600、中学生・小学生 ¥400、団体一般 ¥800
公式サイト:http://www.kasugataisha.or.jp

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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