杉本博司初の自叙伝『杉本博司自伝 影老日記』が刊行 『江之浦奇譚』に続く自装のカバー

現代美術作家の杉本博司が2020年に日本経済新聞で連載した「私の履歴書」に大幅加筆した『杉本博司自伝 影老日記』が発売した。価格は¥3,190。

「記憶の始まり」から現代美術作家として世界的に注目されるまでの軌跡や現在進行中の最新プロジェクトまで、これまで語られることのなかったエピソードを豊富な図版とともに綴った杉本初の自叙伝となる。

杉本が蒐集してきた古裂コレクションから正倉院裂、法隆寺裂、平安時代の古裂を使用した、『江之浦奇譚』に続く自装によるカバーにも注目だ。

author:

TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

この記事を共有