ピクセルを自在にあやつるアーティスト・ten_do_tenが個展を開催 新作68点を発表

東京・西麻布の「CALM & PUNK GALLERY」は、12月3日から25日にかけて、アーティストten_do_ten(テン・ドゥ・テン)による個展「CHARAGRAPHY」を開催する。

ten_do_tenが同ギャラリーで展示するのは、2014年に開催した個展「ペイパ~バックな日々・678週」以来、8年ぶりの発表となる。

ten_do_tenは、ピクセルを自在にあやつるピクセル・デザイナーで、中学生の頃、父のマイコンでピクセルに出会いピクセルアートを作り始めた。武蔵野美術大学在学中より松本弦人に師事したのち、1995年デラウエアに参加、2001年脱退。初期モバイル・ウェブのサービスである立花ハジメ主宰、i-モード公式サイト「The End」で、横尾忠則やOBEY GIANTらと毎週、モバイル・グラフィックを発表。2001年9.11以後、ウェブサイト「ten_do」をスタートし、毎週ピクセル・グラフィックをオンラインで公開。日々生み出し続けたピクセル・アートは2万3000点を超え、現在も増えて続けている。

本展では、ten_do_ten自身が思い入れのある数々のキャラクター達をカリグラフィー(書道)のようにピクセル・デザインした新作68点を発表。現在のようにデジタル・アートが普及する以前から、日々ピクセル・データで作品発表してきたten_do_tenならではの試みが体感できる展示となっている。また、アートブック「ten_do_ten : 3×4 CALM & PUNK Book#1」を会場で先行発売する。

■ten_do_ten個展「CHARAGRAPHY」
会期:2022年12月3~25日
会場:CALM & PUNK GALLERY
住所:東京都港区西麻布 1-15-15
時間:13:00〜19:00
休日:日〜火曜日(※最終日曜日は開廊)
入場料:無料
http://calmandpunk.com/

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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