フランス人アーティストのコンタン・シャンブリーの個展を開催 コラボした「C.C.P.」21年夏+秋カプセルコレクションも発売

アーティストのコンタン・シャンブリーは、ソロ・エキシビジョン「ʻMINUTE PAPILLONʼ 〜ちょ(う)ちょ(う)待って Wait a minute (butterfly)〜」を7月31日から「ドミサイルトーキョー ギャラリー」で開催する。コンタンは東京を拠点に活動するフランス人アーティストで、本展覧会では2メートルの絵画作品やドローイング、セラミックやブランケットを使ったインスタレーションを発表する。

コンタンは今回の展示について、「『MINUTE PAPILLON』—この一節は、蝶が花から花へと羽ばたく様子を表しているという説と、別の由来があるという説があります。20世紀初頭、パリのカフェでウェイターをしていたパピヨンは、客の要求に追われると『minute, j’arrive(=ちょっと待って、今行くよ)』と叫び、それに客は『minute papillon(=ちょっと待って、パピヨン))と答えることで、彼にゆっくりと焦らずね、と伝える表現をしていました。
今回の展覧会の制作過程にいる私も、そんな蝶々のような気分です。さまざまなアイデアや形や支持体や素材や色に魅了されてドローイングとかペインティングとかボリュームの間を飛び回っています。『MINUTE PAPILLON』、今回の展覧会は、私の最近の収穫の一部を発表する機会となるでしょう。
蝶の寿命は短いものが多い中で、ゆっくりとした時間の流れを求めるのはとても興味深いことだと思いますが。今回の展覧会の場合、寿命は7月末から8月中旬までなので、この期間は忙しいパピヨンのようにゆっくりとした時間を過ごしてもらいたいのです」とコメントする。

ショップスペースでは、コンタン・シャンブリーに加えてオートモアイ、ラッセル・モーリス (GASIUS)、Daniel Sparkes aka MUDWIG、Leomi Sadler、Kenichi Miyazawa (magma) と制作した「C.C.P.(CHILDHOOD, CALM & PUNK)」2021年夏+秋カプセルコレクションを発売。Tシャツやハット、参加作家全員のグラフィックを配した総柄パンツなどアパレルと共にブランケットやお香皿などのホームグッズも登場する。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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